2009-10-24 日々 神は なにか企みをするが 悪意はないのだと アインシュタインは言ったが 振っているサイコロの転がりの果てに 悪意の実体が生れてくることもある 詩の言語の牙は 波動と粒子を 複眼にとらえて ランダムな実在を見つめるのだ(長谷川龍生「光量子の雨にうたれて」より一部抜粋)